知的財産ニュース 特許庁支援、発明・特許特性化高校を新規選定

2012年4月20日
出所: 韓国特許庁HP

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韓国特許庁は、発明・特許教育と結合した技術教育として、発明・特許に強い創意的な技術人材を養成するために、特性化高校3校を追加選定して支援すると明らかにした。

特許庁は2008年からサミル工業高校(京畿水原)、大徳電子機械高校(大田)、慶南航空高校(慶南固城)、テグァン発明科学高校(釜山)の4校を発明・特許特性化高校に指定・運営し、2012年2月までに1,742名の卒業生を輩出した。

卒業生は発明・特許教育と結合した技術教育によって、発明・特許に強い技術人材として養成され、学校別平均就職率が2008年11%から2011年は47%に上昇するなど、発明・特許特性化教育で企業のニーズに合った創意的な人材に養成された。

これを受けて特許庁は、発明・特許特性化高校の支援を拡大して3校を追加選定し、12年から17年までの5年間支援する計画だ。

発明・特許特性化高校に指定された学校には、教育プログラム運営費、実習機材購入費、事業管理費など特性化教育プログラムの運営に必要な経費を全額特許庁が支援する。

特許庁国際知識財産研修院 パク・ゴンス院長は「今回の発明・特許特性化高校の追加選定が、より多くの特許に強い特性化高校の学生らの高卒就職の拡大に繋がり、能力中心の公正社会の具現に寄与するだろう」と述べた。

参加を希望する学校は、韓国発明振興会創意人材育成チームに申請書を5月18日までに郵便または直接訪問して提出。

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