知的財産ニュース サムスン電子・ソウル半導体、米IEEE選定ランクで首位・10位

2012年12月27日
出所: 電子新聞

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サムスン電子とソウル半導体がそれぞれ、米国電気電子技術者協会(IEEE)が選定した半導体製造分野首位・10位企業に選定された。

IEEEが最近、「スペクトラム・マガジン」で選定した産業別の競争力ランキングによると、サムスン電子が半導体製造分野1位、ソウル半導体が10位にランクされた。ソウル半導体は、発光ダイオード(LED)専門企業としては唯一10位内にランクインし、関連特許の競争力が認められた。

ソウル半導体は、創業後20年間、LED部門の研究開発(R&D)に集中してきた。LEDチップに電機が流れる時、光粒子が効率的に出られるようにする特許技術、テレビ向け直下方式のバックライトユニット(BLU)の独自技術であるBH(ブラックホール)レンズ技術、交流電源に直接駆動できるアークリーチなどを開発した。

ソウル半導体の関係者は、「10位にランクされたのは、ソウル半導体が韓国の中堅企業としてLED市場でグローバル競争力を保有していることを示した結果だ。」とコメントした。

IEEEが定める「産業別の特許競争力」は、世界の約5000の企業・大学・政府機関が保有している米国特許出願件数、特許成長指標、特許影響力などを評価して決める順位だ。計17部門に韓国企業は、LG科学(科学分野6位)、SKテレコム(コミュニケーション・インターネットサービス14位)、KT(コミュニケーション・インターネットサービス19位)、ドンブグループ(複合企業16位)、LG電子(電子部門9位)などが名を上げた。

ユ・ソンイル記者

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