知的財産ニュース SKハイニックス、再審理を要請

2012年10月19日
出所: デジタルタイムズ

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SKハイニックスが米国ラムバス社との特許訴訟について米国時間の18日、米国裁判所に再審理を要請した。

この日、カリフォルニア州のサンノゼ連邦地方裁判所にハイニックスが提出した資料によると、ハイニックスは、これまでの特許訴訟で扱われたラムバス保有特許のなかで、一部を無効化できる新たな証拠の採択を裁判所に申請し、新しい裁判を要請した。

サンノゼ地裁は、2009年、ハイニックスがラムバスのD-RAMメモリ半導体関連の特許を侵害したとして3億9千700万ドル(約4千380億ウォン)の技術料の支払いを言い渡した。

しかし、その後、同裁判所は、ラムバスが訴訟の証拠資料を破棄した責任があるとして、言い渡した技術料を無効化し、ハイニックスが支払わなければならない技術料を「合理的かつ非差別的な」に基づいて再び定めることを命令した。

チョン・ユジン記者

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