知的財産ニュース SKテレコム、LTE特許競争で世界と協力

2012年10月7日
出所: 電子新聞

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SKテレコムが世界の通信キャリアと協力してロング・ターム・エボリューション(LTE)の特許プールの構築に乗り出す。各社の特許を共有し、技術リーダーシップを確保することが目的だ。製造会社に比べて特許競争力の面で遅れを取っている通信キャリアが特許訴訟に共同対応することも期待できる。

7日、SKテレコム(代表:ハ・ソンミン)は、世界の主な通信キャリアと共同で「LTE特許プール」を構築して特許ロイヤルティーを確保するとともにLTE技術におけるリーダーシップを強化していくと発表した。

特許プールは、特定の製品や標準に関する特許を持っている特許権者が共同でコンソーシアムを設立し、特許を必要とする事業者からロイヤルティーを受け取る仕組みだ。特許権者は、安定的に収益が得られ、事業者は、独自では確保が難しい特許を割安な価格で利用できる。

SKテレコムは、通信業界のグローバル協力を強化し、LTE技術・サービスの競争力を向上するため、2010年から世界の通信事業者とともにLTE特許プールの結成を進めてきた。

今回結成されたLTE特許プールには、SKテレコムをはじめ、AT&T、テレフォニカ、NTTドコモ、KDDI、テレコム・イタリア・モビール、クリアワイヤ、DTVGライセンシング(DIRECTV子会社)の通信事業者6社のほかに、ZTEやHPなど製造会社10社が創立メンバーとして参加した。

SKテレコムが持っているLTE標準特許は、端末の消費電力の削減方法、復調・変調スウィッチングなど、LTE技術全般にわたる基幹特許である。

SKテレコムのパク・ヨンジュ法務室長は、「LTE特許プールに創立メンバーとして参加できたことは、韓国を代表する通信事業者としての技術リーダーシップを世界から認められたことである」と述べ、「特許競争が激しさを増している世界の通信市場で、特許ライセンシングを通じてLTE環境が好循環する方向に発展し、イノベーションが実現できるよう、草分け的役割を果たしていきたい」と強調した。

クォン・コンホ記者

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