知的財産ニュース 韓国の有名アウトドア衣類も「偽物」注意!

2012年10月22日
出所: 韓国特許庁

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約8千6百着の衣類、7億ウォン規模を摘発

韓国特許庁は、10月15日、紅葉の季節を迎え、アウトドア衣類に対する模倣品の取締りを強化し、偽造商品の製造・流通業者を摘発したと発表した。

2007年の1兆ウォンから最近5兆ウォン以上に、市場規模が急成長し、主に海外ブランドの商標を模倣販売していた「偽物衣類市場」が、今や韓国の有名ブランド中心のアウトドア製品にまでその対象が拡大している。

摘発された衣類の最終製品の約8千6百着のうち、約5千着は「Black Yak」、「NEPA」、「KOLONG SPORTS」などの国内有名ブランドであり、正品の値段は7億ウォンに確認された。

商標権特別司法警察隊の大田事務所のイ・ビョンハ所長によると、ネット通販サイトやいちばなどを中心に「Black Yak」、「NEPA」、「ADIDAS SPORTS」などの模倣品の販売が増えている一方、大規模で取引される場合がないため、取締りが難しくなっているという。

特に、主に中国で生産輸入してきた「偽物」が税関の取締り強化に加え、現地の生産コストが上昇し、再び韓国内で生産する違法業者が増えている」として消費者の積極的な通報(偽造商品提報センター http://www.brandpolice.go.kr外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます、お電話1666-6464)をお願いした。

また、彼は、「最近アウトドア製品が人気を博しており、偽物のブランドが続出している。できるだけ正品販売店で購入することが消費者にできる被害防止の方法だ。」と強調した。

ジェトロ・ソウル事務所知的財産チーム

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