知的財産に関する情報第12回 韓国IPGセミナー(特許庁委託事業)開催レポート

開催概要

開催日 2014年5月20日(火曜)
内容
  • 特許出願から見た韓国企業の知的財産動向
    韓洋国際特許法人 パートナー弁理士 金 世元
    講演資料PDFファイル(2.5MB)
  • 中国における知的財産を巡る現状と課題
    ジェトロ・北京事務所 知的財産権部 亀ヶ谷 明久
    講演資料PDFファイル(2.4MB)
  • 台湾における知的財産の現況 ‐在台湾日系企業が抱える問題‐
    (公財)交流協会台北事務所 経済部貿易相談室主任 内山 隆史
    講演資料PDFファイル(3.1MB)
  • 東南アジアの知財概況
    ジェトロ・バンコク知財部
    講演資料PDFファイル(9.7MB)
  • インド知的財産の概況
    ジェトロ・ニューデリー事務所 今浦 陽恵
    講演資料PDFファイル(3.4MB)

レポート

第12回韓国IPGセミナー(特許庁委託事業)を開催しました。

去る5月20日、ソウルジャパンクラブ内会議室において、第12回韓国IPGセミナーを開催しました。今回のセミナーでは、セッション1として、韓洋国際特許法人の金世元パートナー弁理士より「特許出願から見た韓国企業の知的財産動向」として、韓国大手企業の特許出願動向などをご紹介いただきました。韓国大手企業、特に、サムスン電子/LG電子、現代自動車/起亜自動車の技術開発動向等は、日本企業にとって興味深いものであると思われますが、それぞれの特許出願等の動向を通じ、その状況を分析しご説明いただきました。

また、セッション2においては、いつものセミナーとは趣向を変え、日本国特許庁からアジア各国・地域に派遣されている駐在員を集め、広くアジア地域における知的財産を取り巻く環境をご紹介いたしました。知的財産権は、国ごとに権利が発生するものですが、実際の企業活動は、当然ながら国境を越え、特にアジア圏におけるビジネスの重要性が増しております。そこで、これらの地域における知的財産権を巡る状況をご紹介することにより、アジア圏における包括的なビジネス活動の一助としていただくことを企図とし、中国、台湾、東南アジア、インドの駐在員により、それぞれ各国、地域において日本企業が直面しやすい知的財産権上の課題を中心にご説明いたしました。

本セミナーには、54名の方に参加していただくとともに、交流会にも30名を超える方に参加いただき、多くの意見交換をしていただけたものと存じます。

ジェトロ・ソウル事務所知的財産チーム

ジェトロ・ソウル事務所 知的財産チームは、韓国の知的財産に関する各種研究、情報の収集・分析・提供、関係者に対する助言や相談、広報啓発活動、取り締まりの支援などを行っています。各種問い合わせ、相談、訪問をご希望の方はご連絡ください。
担当者:大塚、柳(ユ)、李(イ)、半田
E-mail:kos-jetroipr@jetro.go.jp
Tel :+82-2-3210-0195