知的財産ニュース 中国商業連合会:インターネットが権利侵害の深刻な分野

2016年1月11日
出所: 工商総局公式サイト

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1月7日、中国商業連合会が「2016年中国商業10大ホットな課題」を発表し、インターネット分野における模倣品製造販売などの違反、犯罪行為が際立っており、知的財産権侵害の深刻な分野になっていると指摘した。

統計によると、昨年1~10月、インターネット上の実物商品の小売額は2兆4454億元に達し、社会全体の10%を占め、消費財小売総額の成長への寄与率が25.9%であった。一方、インターネットは知的財産権侵害が多発する分野でもある。国家工商総局の調査では、2014年、ネット通販における正規品の比率はたった58.7%で、全国の工商部門が受理したネット通販関連苦情は前年比356.6%増の7.78万件に達し、消費者保護協会が受理した通販関連苦情の中に9割以上がネット通販で、インターネットは知的財産権侵害が深刻な分野になっていることがうかがえる。

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