知的財産ニュース 2014年の渉外専利権紛争事案が521件、前年比43.9%増

2015年1月8日
出所: 国家知識産権網

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国家知識産権局の統計によると、2014年、全国の知識産権局が扱った、外国関連の専利権(特許、実用新案、意匠を含む)侵害紛争事案は521件、前年より43.9%と大幅増加した一方、専利権侵害に関する紛争事案全体(2014年は7671件)に占める比率は0.9ポイント減の6.8%であることがわかった。

2014年、専利行政部門が扱った事案は2万件の大台を突破した2万4479件、前年比50.9%増加した。このうち、紛争事案は62.6%増の8220件、詐称事案は45.5%増の1万6259件。紛争事案の内訳は、特許に関するものが15.1%の1239件、実用新案が43.8%の3603件、意匠が41.9%の3378件となっている。2013年の紛争事案の構成に比べると、特許関連事案(2013年は11.1%)と実用新案関連事案(同32.9%)の比率は大幅に増加した。

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