知的財産ニュース 大学技術移転サミット開催、国際技術移転の新モデルを検討

2015年11月4日
出所: 国家知識産権網

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10月29日、「2015中国大学国際技術移転サミット」が北京で開催された。清華大学、香港科技大学を含む国内外の有名大学数十校の技術移転部門の責任者と、科学研究機関、企業の代表が一堂に会し、中国の大学による国際技術移転の新しいルート、モデルについて議論を交わした。サミットで一部の専門家は、中国の科学技術分野における改革の歩みが加速する中、技術研究開発とイノベーションの源である国内の大学、研究機関には技術移転の新しいチャンスが必ず訪れるだろうと指摘した。

中国の大学は、技術移転で重要な役割を果たしている一方、体制や移転モデルなどで見られる多くの問題により、その科学技術成果の効果的な移転が制限されている。改正「科学技術成果移転促進法」の施行で、科学技術成果の使用、収益配分に関する制度が一層改善されたため、研究機関が科学技術成果の移転を積極的に行うよう促すことが期待される。

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