知的財産ニュース 北京工商局と百度が戦略的協力協定を締結、信用促進で提携

ipshow_BID_5905.html

社会誠実信用システムの整備を推進し、イノベーションによる発展駆動戦略を後押しするために、北京市工商局と大手検索サイト、百度（Baidu）傘下の北京百度網訊科技は先月、戦略的協力枠組み協定を締結した。

市工商局と百度は当面、1. 百度が運営する口コミサイトにおける、北京市企業の経営異常リストなどの信用管理情報の配信と、2. 百度の検索エンジン技術に基づく垂直検索エンジンの開発や、この垂直検索エンジンによる違法サイトなどの摘発能力の向上――の2分野に重点を置いて協力事業を展開する。今後、電子政務や消費者権益保護、公共サービスなどの分野にまで協力範囲を拡大する方針である。

市工商局は、今回の協力協定締結をきっかけに、監視管理·サービス体制の改革と活動手段の刷新を図り、政府·企業·消費者の3者からなる社会監視管理ネットワークを構築して、首都である北京の企業信用管理を一層推進することとしている。