知的財産ニュース 上海の集積回路産業、急成長続く、1～9月売上高631億元

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今年に入って、上海の集積回路産業が急成長を続けている。速報値によると、1～9月、上海市の集積回路産業の売上高は631億2000万元、前年同期比12.52％増加した。この中で、設計業界は194億8300万元、同20.29％増、チップ製造業界は144億4000万元、同18.72％増、パッケージング·テスト業界は229億2000万元、同5.38％増、設備材料業界は62億8000万元、同3.80％増となっている。設計業界が最も速い成長を維持する一方、業界全体としてはより均衡的な発展傾向を示している。

このほか、複数の企業が国や上海市の科学技術進歩賞を受賞しており、産業技術イノベーションで目覚しい成果を遂げている。国家集積回路産業発展投資基金は、設立後初のプロジェクトとして上海の主要集積回路企業に総額4億8000万元を投じたなど、上海の集積回路産業への支援を強化している。

上海市も産業発展環境の改善に取り組んでおり、専門の指導グループを設置し、発展計画作成や指導を強化すると共に、総額500億元の集積回路産業基金を設立して上海市の集積回路産業に関わる各業界の発展を後押しするとしている。