知的財産ニュース 浙江寧波市、初の知的財産権巡回法廷を設立

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寧波市初の知的財産権巡回法廷はこのほど、中国（寧波）知的財産権保護支援センターで銘板除幕式を行った。市中級人民法院と市知識産権局の責任者、企業と研究機構の代表が銘板除幕式に参加した。

知的財産権巡回法廷は寧波市とその所轄地域に、利便化された司法保障サービスを提供する。国家知的財産権モデル都市に指定されている寧波市は、知的財産権保護環境の整備を高く重視している。一方、知的財産権侵害事件が多発し、侵害手口が多様化する中、より強力な知的財産権保護が求められるようになっている。

寧波市中級人民法院·知的財産権法廷の宋姸副法廷長は、巡回法廷の設立は技術事実の認定手段の模索、革新や、多次元的な紛争解決メカニズムの構築にとって重要な意義があるだろうとの認識を示した。