知的財産ニュース 上海知的財産権裁判所、設立後初の裁判が開廷

2015年4月1日
出所: 国家知識産権網

ipshow_BID_5557.html

3月27日、上海知的財産権法院(裁判所)で、ヒューレット·パッカードが上海胤嘉国際貿易公司を相手取り提起した特許権侵害訴訟の審理が開廷した。上海知的財産権裁判所が設立後、初めて受理した事件で、同裁判所が開廷審理した初の事件でもある。

上海知的財産権法院の副院長、法廷長、ベテラン裁判官からなる合議法廷が審理を担当した。同裁判所の責任者は、今後の通常体制として、法廷長を審理に参与させることで知的財産権裁判の新メカニズムの構築を狙うと説明した。

3月27日時点の統計によると、上海知的財産権法院は知的財産権紛争事件およそ300件を受理した。この中、権利侵害紛争が8割、契約紛争が2割とそれぞれ占め、裁判所の調停で23件が取り下げられた。

本ページに関するお問合せ

ジェトロ・北京事務所 知的財産部
Tel:(+86)10-6528-2781(日本語可)
E-mail: PCB-IP@jetro.go.jp