知的財産ニュース SIPO申長雨局長、2015年WIPO加盟国総会に出席

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10月5日、世界知的所有権機関（WIPO）第55回加盟国総会がスイス·ジュネーブで開幕し、中国国家知識産権局（SIPO）申長雨局長率いる中国政府代表団が出席した。

中国政府代表団は外交部、国家工商行政管理総局、新聞出版広電総局（国家版権局）、国家知識産権局、中国駐ジュネーブ代表団、香港特別行政区知的財産権署からなる。申局長は加盟国総会で一般演説を行い、イノベーション促進や知的財産権制度整備、知的財産権保護強化などに関する中国政府の取組を説明した。

WIPOの枠組みの中での知的財産権に関する国際業務について、申局長は、1. 知的財産権に関する国際規則の作成、整備の推進　2. 知的財産権サービスの質·効率改善と範囲拡大　3. 発展途上国が直面する知的財産権課題の重視――の3点を呼びかけた。また、中国政府としてWIPOの活動を引き続き支援していきたいと表明した。