知的財産ニュース 北京版権局、クラウドストレージ著作権侵害摘発の特別行動実施

2015年8月31日
出所: 中国知識産権資訊網

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8月28日、北京市版権局は「クラウドストレージ著作権侵害取締特別行動」を始動した。百度雲盤、360雲盤、優酷、捜狐、楽視、騰訊、愛奇芸などの事業者からの代表が始動式に出席し、クラウドストレージに関わる著作権侵害の現状と課題、対策について議論を交わした。

中国のクラウドストレージユーザー数は2015年末に4億5000万人に達し、モバイル端末からアクセスするアクティブユーザー数は7396万5000人に達する見通し。「ユーザー数の拡大に伴い、クラウドストレージを利用して海賊版を伝播する違法者も増えている」と、北京市版権局·版権管理処の盧志鵬処長が指摘している。盧処長によると、この半年間、クラウドストレージサービスにより提供されたリンクの約2割が著作権を侵害したもので、監視管理の強化が急務となっている。

盧処長は、管理部門としてクラウドストレージによる著作権侵害への監視管理を引き続き強化する方針であると説明した上、関連企業に対し、必要な技術手段を駆使して著作権侵害の防止に取り組むよう呼びかけた。

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