知的財産ニュース 国家工商総局、上半期に商標権侵害事件1万2000件摘発

2015年7月31日
出所: 中国打撃侵権工作網

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全国の工商機関は今年1~6月、各種類の経済違法事件およそ23万件を摘発した。事件に関わった違法商品、設備などの総額は35億元に上る。7月30日に北京で開かれた「改革深化と下部活動強化シンポジウム」で、国家工商行政管理総局の張茅局長が明らかにした。

国家工商総局は上半期、インターネット商品取引市場への監視管理を強化し、「2015紅盾網剣特別行動」を実施し、ネット上の権利侵害、模倣品販売を厳しく取り締まるとともに、商標に関わった侵害行為の摘発に注力していた。全国の工商機関で合わせて商標権侵害事件1万2000件を摘発した。このほか、工商総局は商標登録手続きのさらなる簡素化に向け、商標審査体制の改革を推し進めてきた。

張局長によると、工商総局は下半期に独占と不正競争に関する法執行を強化し、インターネット市場管理の情報化に取り組み、第三者ネットワーク取引サイト監視管理システムを整備する方針である。

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