知的財産ニュース 中国の昨年のPCT国際出願件数が2万件超、世界3位に

2014年3月15日
出所: 科技日報

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世界知的所有権機関(WIPO)が13日、2013年度の特許協力条約(PCT)を使った国際特許出願数の速報値を発表した。それによると、中国の昨年の国際特許出願件数及び世界全体に占める割合は何れも過去最高を記録した。出願件数ではドイツを抜き、特許協力協約(PCT)加盟国の中で3位になった。

中国の昨年のPCT国際出願は初めて2万件の大台に乗り、2万1516件に達した。世界全体に占める割合は過去最高の10.5%だった。出願件数は2012年より15.6%増加し、米国と日本に次ぐ世界3位にランクインした。

企業別では、世界1位は日本のパナソニックで2881件、中国のZTE(中興通訊)が2位(2309件)、ファーウェイ(華為)が3位(2094件)だった。国際特許出願で日本企業は3年ぶりに首位を奪還した。ZTEとファーウェイのほか、トップ50にランキング入りした中国企業が2社あり、それぞれ17位の深セン華星光電(916件)と48位のテンセント(365件)だった。

世界全体のPCT出願は昨年、初めて20万件を超え、前年比5.1%増の20万5300件となった。増加分においては、それぞれ米国が56%、中国が29%を占めている。

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