知的財産ニュース 国内電子商取引市場規模は今年2兆5千億元規模に、UBS予測

2014年4月10日
出所: 中国経済網

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中国の電子商取引が急速に発展している。昨年の市場規模が2兆元に達したのに続き、今年はさらに25%増の2兆5千億元に達する見通し。ネットショッピング利用者の増加とその価格的優位、決済システムの改善などが後押しした。スイス大手銀行UBSのアジア消費産業·インターネット研究部門の責任者を務める潘嘉怡氏が、9日に行われた記者会見で分析した。

中国のネットショッピング利用者は現在、3億人に上る。都市化が進展しつつあるなか、より多くの消費者がネットショッピングを利用するようになるとみられる。潘氏によると、中国国内の電子商取引市場規模が小売額全体に占める割合は昨年、7-8%に上昇し、今年は浸透率が米国を超える可能性もある。市場規模も大幅に増加することが予想される。

潘氏はまた、電子商取引の誕生により、実体店舗における供給過剰やコスト上昇といった弱点がいっそう激化するだろうと指摘した。

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