知的財産ニュース 中国の科学技術人的資源が世界一、研究者数は年平均13.5％増

ipshow_BID_5192.html

2011年末時点、中国の科学技術の人的資源総数は世界第1位の6300万人に達した。この内、4年制大学以上の学歴を有する者が2740万人。8月30日、清華大学技術革新研究センターと社会科学文献出版社が共同発表した「国家イノベーション青書：中国イノベーション発展報告書（2014）」でわかった。

2011年、 研究開発に携わる研究者401万8000人の中に、博士号取得者が25万2000人、修士号取得者が56万6000人、学士号取得者が127万9000人。科学技術部の発行した「科技統計報告」（2012年19号）によると、世界の研究開発者総数は2007～2011年、年平均3.7％の伸び率で増加していたが、中国の同じ時期の年平均伸び率は13.5％で、成長が最も速い国であった。また、人数に年数をかけた「人年」指標を用いて算出した総研究者数では、中国が世界全体の25.3％を占め、米国の17％を抜き、世界トップとなっている。