知的財産ニュース 米モジラが中国半導体メーカーと提携し、25ドルのスマホを共同開発

2014年2月24日
出所: 新華網

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米非営利法人モジラは23日、中国の半導体メーカー、スプレッドトラム·コミュニケーションズ (展訊通信)の協力を得て開発した、価格25ドルのスマートフォンの試作品を公開した。成長著しい開発途上国でスマホ普及を進め、「世界でさらに多くの人がインターネットを活用する」ことを目指すという。

この「25ドルスマホ」は基本ソフト(OS)として、モジラ自社開発の「ファイアフォックスOS(Firefox OS)」を搭載。中国やインドといった新興国では華為技術(ファーウェイ)や中興通訊(ZTE)、レノボなどが100ドル前後の低価格スマホを販売しているが、それらの約4分の1という破格の安値を実現し、新興国市場での独り勝ちをめざす。

既に、ノルウェー通信大手テレノールやインドネシア同業のインドサットといった携帯電話事業会社が「25ドルスマホ」技術に関心を示しているという。

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