知的財産ニュース 株式会社D2Cが上海「東方明珠」と合弁会社を設立、ゲーム、漫画開発で提携

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上海のシンボルとして親しまれてきたランドマークタワー、「東方明珠」（上海テレビ塔）の子会社である上海東方明珠文化発展有限公司はこのほど、ワイヤレス事業を手がける日本の株式会社D2Cと、共同出資により、上海に合弁会社を設立することを明らかにした。

合意によると、合弁会社の主な業務はモバイルゲーム、マンガ·アニメ、電子商取引（eコマース）などのプラットフォームシステムの開発などである。

D2Cは、日本最大のモバイル通信事業者NTTドコモと株式会社電通が共同出資して設立した子会社で、主にモバイルゲームとアプリケーションの開発·運営やワイヤレス領域における広告·マーケティング業務を手がけ、日本のモバイル型ソーシャルネットワーキング分野の新興勢力とされている。

東方明珠は、昨年10月に文化産業を手がける子会社を設立して以来、次々に文化クリエイティブ、新メディア等の領域に進出し、事業の多元化を図ってきた。東方明珠によると、今回の提携を通じて、同社のコンテンツ、エンターテイメント産業における開発·発展を加速させ、核心的競争力をさらに増強し、中国で実力と影響力のある大型の文化企業集団に発展させるという。