知的財産ニュース 米デルファイ研究開発センター、蘇州工業パークで開業

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自動車部品大手の米デルファイは5月20日、蘇州工業パークで中国研究開発センターの開業式典を行った。同研究センターは3年以内で研究開発者300名を導入する計画で、中国市場を基盤とし、自動車産業にサービスを提供していく予定であるという。

グローバル500の一員であるデルファイグループ（Delphi Corporation）は本社が米ミシガン州にあり、自動車エレクトロニクス、部品、及びシステムインテグレーション技術の面では世界トップの地位を占める。1995年に蘇州工業パークに進出したデルファイ電子は、2013年4月、蘇州でアジア太平洋地域研究開発センターの設立を決めた。1年にわたって準備を進め、すでに120名の研究開発者を募集した。

デルファイ社は中国での総投資額が5億ドルに達している。すでに11社の生産型企業、一つの投資型地域本部、1社の技術サービス会社を設立した。また、清華大学と協力して「デルファイ·清華大学研究所」を創設した。