知的財産ニュース ファーウェイとZTEがスマホ市場で急成長、支える優れた半導体技術
2014年3月17日
出所: 環球網
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中国のスマートフォンメーカーは単にアップルやサムスン電子のまねをしているという評判が変わりつつある。長期に渡り米国市場を支配してきたアップルとサムスンは、互いに競争を展開すると同時に、新しい競合他社に対応を迫られている。それは、中国の携帯電話メーカーのファーウェイ(華為技術)とZTE(中興通訊)である。
ZTEとファーウェイは技術開発と戦略の両面でたゆまぬ努力を傾けており、海外市場の競争の中で急速に発展している。1月米国のラスベガスで開催された家電見本市のCESで、ファーウェイが披露した新製品アセンドメイト2( Ascend Mate)は、サムスンの主力製品に比べてもデザインの洗練性は肩を並べ、機能の多さでも引けをとらない。こうした機能を支えるのが、自前の半導体技術である。ファーウェイの場合、アセンドメイトのマイクロプロセッサーを自社で設計·製造している。
ZTEとファーウェイはこれまで中国本土市場に注力し、中国市場で成功を収めてきたが、アジア市場以外の消費者を引きつけるには、まだ長い時間が必要である。しかしながら、現在の流れを見ると、両社はグローバル市場に打って出る時機が到来している。ハイエンド·高品質スマホメーカーに向かい発展している両社が、2015年までに世界携帯電話市場の過半数のシェアを占めることが予想されている。
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