知的財産ニュース ソニーが上海自貿区に合弁設立、PS4を中国投入

2014年5月27日
出所: 中国ラジオ網

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上海東方明珠(集団)は26日、ソニーの家庭用ゲーム機事業を手掛けるソニー·コンピュータエンタテインメントと提携し、中国(上海)自由貿易試験区(上海自貿区)にソニーの家庭用ゲーム機の製販を行う合弁会社2社を設立することを発表した。ソニーが次世代機、プレイステーション4(PS4)を中国市場に投入することが意味される。

合弁会社2社の名称はそれぞれ、「上海東方明珠ソニー文化発展有限公司」と「ソニー·コンピュータエンタテインメント(上海)有限公司」。プレイステーションの中国市場におけるハードウェア、ソフトウェアの生産、販売を行う。具体的な生産や販売開始時期、価格などは明らかにしていない。

中国政府は、2000年から実施してきた外国製家庭用ゲーム機の国内輸入·販売に対する規制を、今年4月に上海自貿区に登記する外資系企業に限って緩和することを認めた。現時点ではプレイステーションの外に、マイクロソフトが9月に「XboxOne」を中国で発売することが決まっている。

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