知的財産ニュース アリババとフィリップス、クラウドコンピューティングなどで戦略的協力を

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中国情報技術大手、アリババグループとフィリップス（中国）投資有限公司は29日、戦略的協力覚書に調印し、双方それぞれの優位性の相互補完を通じてインターネットやクラウドコンピューティングを含む各分野で協力を展開することで合意した。 　

フィリップス（中国）投資有限公司（Philips China Investment）はフィリップスの100％出資子会社である。覚書によると、アリババはフィリップスにクラウドコンピューティングサービスを提供し、フィリップスが中国消費者に提供するインテリジェント製品やソリューションに必要なデータストレージのニーズを後押しする。双方はまた、市場需要や消費者の購買行為・使用体験などに関する情報の獲得を目指したデータ交換·分析、アリババが運営しているショッピングサイト、天猫（Tmall）、淘宝（タオバオ）におけるフィリップスの傘下製品のオンライン販売――などで提携を一層拡大することとしている。