知的財産ニュース 「バイアグラ」特許期限切れ、国産品は来年にも発売

2014年7月2日
出所: 中国網

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世界製薬大手である米ファイザーのED治療薬「バイアグラ」は中国で5月13日、先発医薬品としての特許が期限切れとなった。同じ成分、効能の後発薬(ジェネリック医薬品)の生産に乗り出している国内医薬企業10数社は現在、製造販売承認を申請している。そのうち、河南天方が開発した製品は昨年7月に、国家食品薬品監督管理総局から臨床用薬としての資格が承認された。

臨床用薬としての資格を得てから発売されるまでに通常、2~3年の臨床試験が必要になる。このため、河南天方が開発した後発薬、「TPN729MA」は早い場合、来年にも正式に発売される見通し。関係筋によると、「TPN729MA」の価格は1粒30元前後で、バイアグラの1粒128元を大きく下回る。

河南天方の外、広州白雲山、江蘇聯環、四川源基、珠海生化、北京中天康達、広東生化など国内メーカー10数社も後発薬の開発を進めている。

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