知的財産ニュース レノボがモトローラを買収へ、2000件以上の「特許」を取得

2014年1月30日
出所: 光明網

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米グーグルは29日、傘下の通信機器メーカー、米モトローラ·モビリティーを中国のPCメーカー、レノボ·グループに29億1000万ドルで売却すると発表した。モトローラの従業員3500人、特許2000件、ブランドや商標、世界のパートナーなどは全てレノボのモバイル事業が引き継ぐことになる。

今回の買収に伴い、レノボは2000件以上の「特許資産」を取得する。具体的な資産の内容は不明。また、レノボは「MOTOROLA」ブランドや、「Moto X 」「Moto G」「DROID Ultra」シリーズなどのスマートフォンの製品ラインアップ、将来の製品ロードマップについても入手する。一方、グーグルはモトローラ買収によって取得した特許の大半を今後も継続して保有し、レノボはライセンス供与を受けるとしている。

レノボは事業領域の拡大と欧米市場進出に取り組んでいる。モトローラ買収によってスマートフォンの端末事業を強化する方針だ。レノボの楊元慶CEO は「このような象徴的なブランド、革新的な製品群、素晴らしいグローバルな人材の獲得により、レノボは世界のスマートフォン市場で強力な企業となる」とコメントしている。

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