知的財産ニュース 最高裁、専利権侵害に関する司法解釈で意見募集、シンポジウム開催

2014年10月22日
出所: 中国知識産権資訊網

ipshow_BID_5350.html

最高人民法院(最高裁)の知的財産権裁判法廷はこのほど、北京でシンポジウムを開催し、最高裁が先日公表した「専利権侵害紛争事件の審理における法律適用の若干問題に関する解釈(その2)」について意見を募集した。宋暁明·法廷長が演説を行い、国の関連部門と裁判所、代理機構、企業からの代表40数名が出席し、活発な議論を交わした。

最高裁が2009年12月に発布した「専利権侵害紛争事件の審理における法律適用の若干問題に関する解釈」は、権利者利益の保護とイノベーション促進で重要な役割を果たしてきた。一方、過去5年間の司法実務で新しい課題が絶えず浮上している。裁判基準の明確化と統一を図るために、最高裁は専利権侵害の判断基準に関する新しい司法解釈の作成に乗り出した。

本ページに関するお問合せ

ジェトロ・北京事務所 知的財産部
Tel:(+86)10-6528-2781(日本語可)
E-mail: PCB-IP@jetro.go.jp