知的財産ニュース 最高裁、知的財産権裁判所設立作業を着実に推進、シンポジウム開催

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8月1日、最高人民法院（最高裁）は、知的財産権裁判所の設立作業に関して意見を聞き取るためのシンポジウムを開催した。全国人民代表大会（全人代）常務委員会の委員と全人代代表、政治協商会議委員、知的財産権専門家が招かれ、意見交換を行った。

最高裁政治部の徐家新主任がシンポジウムにおいて、国の「知的財産権裁判所設立に関する方案」に基づき、最高裁では関係部門と協力して知的財産権裁判所の設立作業を着実に推し進めていると説明した。

徐主任は、知的財産権裁判所の設立は司法体制改革を推進するうえの重大施策で、国のイノベーションによる発展駆動戦略の徹底と知的財産権司法保護システムの整備に求められるものであるとの認識を示し、知的財産権裁判所の設立を通じて、司法保護の主導的役割を一層果たし、知的財産権関連事件の集中審理をさらに強化したいと語った。