知的財産ニュース 上海高裁、司法公開推進に向け7つの「プラットフォーム」を構築

2014年3月17日
出所: 人民法院報

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上海市高級人民法院(高等裁判所)は司法公開の推進を高く重視している。各裁判所で事件審理の録音·録画、ネット中継、裁判文書のネット公開、訴訟書類のオンライン閲覧、裁判白書の作成発表、記者会見の定期開催などを実現した上、今年はさらに「12368」訴訟サービスプラットフォームの運用を開始した。

上海市の各裁判所はこれまで2368事件の審理をネットで生中継した。アクセス数は合わせて1億回以上に達する。訴訟書類オンライン閲覧の利用回数が8万回を超え、66万点以上の裁判文書がネットで公開されている。

司法公開をさらに推進するために、市高裁は今年、現代情報技術を駆使して、「裁判過程公開」、「裁判文書公開」、「執行情報公開」、「12368訴訟サービス」、「知的財産権保護」、「ニュース配信」、「監視連絡情報」といった7つのプラットフォームを一体化した司法公開システムを構築する予定。さらに同システムの構築を通じて、司法情報の積極的な公開、全面的な公開を実現することとしている。

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