知的財産ニュース 北京市高裁、知的財産権裁判所の設立計画を提出

2014年4月10日
出所: 法制晩報

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北京市は知的財産権裁判所設立に向けて準備作業を進めており、すでに計画書を高等裁判所に提出したことがわかった。4月10日、北京市が知的財産権保護状況に関して行った記者会見で市高級人民法院(高等裁判所)の責任者が明らかにした。

市高裁知的財産権法廷の張雪松·副廷長によると、北京市は1993年に知的財産権事件を審理する専門法廷を設置した。昨年審理した知的財産権関連事件は1万2464件に達し、裁判水準と裁判官の人数からみれば知的財産権裁判所を設立する要件を備えた。市高裁はすでに最高人民法院(最高裁)に設立計画書を提出したという。

記者会見ではまた、北京市の昨年の専利(特許、実用新案、意匠を含む)出願件数が12万3300件、登録件数が6万2600件に達し、何れも過去最高を更新したことが分かった。

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