知的財産ニュース 北京市高裁、知的財産権精選事例シンポジウムを開催

2014年5月26日
出所: 中国法院網

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北京市高級人民法院(高等裁判所)は5月22日、第6回知的財産権精選事例シンポジウムを開催した。北京市の各裁判所からの裁判官16名がそれぞれ担当した典型的事件を紹介し、市人民代表大会の代表、政協委員、知的財産権専門家と議論を交わした。

北京市高級人民法院は2009年から精選事例シンポジウムを毎年1回開催している。今年のシンポジウムで紹介された典型的事件は、著作権、商標、特許、不正競争を含む知的財産権関連の各分野をカバーしている。この中、最高人民法院(最高裁)の「2013年度全国10大知的財産権事件」に選ばれた、有名な作家·翻訳者·学者である楊絳氏が、夫で作家の銭鍾書氏の私的書簡を競売にかけられたことで提起した著作権侵害訴訟と、北京百度(baidu.com)が北京奇虎科技を相手取り提起した不正競争紛争事件が含まれている。

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