知的財産ニュース 南京市で知的財産権裁判所の準備作業を推進、年内にも設立

2014年1月16日
出所: 南京日報

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科学技術イノベーションには知的財産権の保護が不可欠である。南京市の各裁判所は昨年、知的財産権保護の度合いを強化し、知的財産権紛争に係る第一審事件1505件を結審した。市中級人民法院(裁判所)の胡道才院長が15日、市人民代表大会で活動報告を行った際に明らかにした。

南京市の各裁判所は国の知的財産権戦略の実施に合わせ、知的財産権案件の集中管轄と専業化審理のパイロット事業を実施した。最高人民法院の批准を受け、南京鉄路運輸法院は昨年7月1日から同市の秦淮、栖霞、浦口など地域の一部の知的財産権事件の審理を担当し、専門の知的財産権裁判所の設立に向け準備作業を展開した。今年にも知的財産権裁判所が正式に設立される見通し。

南京市はまた、統一した指揮センターを整備し、信用を失う被執行者のリストを公開する制度を徹底することとしている。

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