知的財産ニュース 申長雨・SIPO局長と上海市副市長が会談、知的財産権活動で意見交換

ipshow_BID_4547.html

国家知識産権局（SIPO）の申長雨局長と上海市の趙雯副市長はこのほど北京で会談し、上海市の知的財産権活動について意見交換を行った。

申局長は、上海自由貿易区における知的財産権の行政管理体制の刷新や上海市の知的財産権サービスの発展促進など、上海市が知的財産権分野で収めた成果を評価したうえ、国家知識産権局として上海市の今後の知的財産権活動をサポートしていく方針だと表明した。

趙副市長によると、上海市は知的財産権活動を高く重視しており、2020年までに上海市をアジア太平洋地域の知的財産権中心都市に建設する戦略的目標を掲げた。目標達成に向け、上海市は知的財産権管理体制や人材育成など分野でイノベーションの優位性を果たすよう取り組んでいる。

上海市と国家知識産権局は2012年8月、知的財産権に関する協力協定を締結している。上海市は当面、同協力協定を踏まえて自由貿易試験区の知的財産権創造·運用·保護·管理の強化に注力している。