知的財産ニュース 李克強総理が常務会議を招集、社会信用システムの早期構築を強調

2014年1月15日
出所: 中国政府網

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国務院の李克強総理は1月15日、社会信用システムや、信義誠実の経済·社会環境の早期構築を検討するための国務院常務会議を招集した。

会議は、「信用は市場経済の礎石であり、信用欠如が中国の経済発展における大きな弱点である。偽物の製造·販売や詐欺、債務逃れ、貸付金の騙し取り、学術研究の不正などが多発し、企業や国民に大きな被害をもたらした」とした上で、『社会信用システム建設計画綱要(2014~2020年)』を採択した。さらに、政務·ビジネス·社会の信義誠実を含む社会信用システムの整備の推進、インフラ整備の強化、立法作業の推進、普及啓発·PRの強化などに取り組むよう求めた。

このほか、会議では、社会の各分野を信用システムに組み入れなければならず、中でも、食品薬品安全や社会保障、金融などの分野を重点として、整備の作業を加速させる必要があるとしている。また、信用を守る者を奨励し、信用を失う者には懲罰を与え、信用を失ったら罰が当たるという教訓を、人の一生を戒める警鐘とするような賞罰制度と信用体制の構築を推進しなければならないことが強調された。

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