知的財産ニュース 「北斗」測位システムの普及推進、外国企業の参入を奨励

2014年3月12日
出所: 新華網

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国家測量地理情報局はこのほど、衛星測位システム「北斗」の普及推進に関する若干意見を発布し、衛星測位分野の国際協力を展開し、外国企業による北斗システムの開発、利用を奨励する方針を明らかにした。

同意見によると、中国は北斗システム関連企業の発展を後押しし、条件を備えた企業が外国で研究開発センターを設立し、国際市場を開拓することを奨励する。また、国連との「地理情報管理能力開発」プロジェクトの枠組みを活用して国際協力を進め、北斗システムの開発、利用への外国企業の参入を奨励するとした。このほか、「意見」は各地方の地理情報管理当局に対し、地上インフラの整備を加速し、北斗システムの応用をサポートする市場環境を整えるよう求めている。

北斗システムは中国が独自に開発し運営しているグローバル衛星測位システムで、2012年12月27日にアジア太平洋地域向けの測位サービスを正式に始めた。

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