知的財産ニュース 国家工商総局、今年の不正競争防止の重点活動を決定

ipshow_BID_4612.html

国家工商行政管理総局の競争執法局は1月17日、2014年度の「反独占·反不正当競争法執行活動要点」を発布し、競争秩序の維持、法律制度の整備、インフラ整備の各面の活動重点を明らかにした。

競争秩序を損なう行為の取締について、経済·社会に大きな影響を与える重大事件を厳しく取り締まるとともに、模倣行為や営業秘密の保護などを含め、市場競争における焦点問題に係わる不正競争の摘発を強化する。法律整備について、「要点」は「反不正当競争法」の改正を推進し、「知的財産権濫用による競争排除、制限の禁止に関する工商行政管理機関の規定」など制度の研究に取り組むとともに、各地方の工商部門に対し、規範化した法執行体制の確立を求める。

このほか、インフラ整備について、「要点」には情報技術の活用、電子証拠関連活動の奨励·支援、典型的事件データバンクの作成、人材育成の強化などの内容が盛り込まれている。