知的財産ニュース 広州市工商局、昨年の「傍名牌」10大事件を公表、「パナソニック」、「ホンダ」など

2014年1月15日
出所: 工商総局公式サイト

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広州市工商局は昨年、「傍名牌」(有名ブランドの便乗使用)を取り締まる特別行動を実施した。法執行担当官のべ3万9781人が出動し、各種類の「傍名牌」事件971件を処理し、模倣品の製造販売拠点224ヵ所を閉鎖させた。同局はこのほど、昨年の取締行動で摘発した10の主要事件を公表した。

10大事件の1つは、ある卸売市場で中国馳名商標の「Panasonic」に似た「Panlsonic」商標で販売されるスイッチ、ソケット700点以上を摘発した商標権侵害事件。また、法執行担当官は、自動車用品を扱う某会社のHPで虚偽のライセンス情報を発見し、更なる調査で同社が偽物の「ホンダ」部品であることを知っていながら仕入れ、販売していたことが分かり、同社に対し販売停止、過料などの処罰を下した。

このほか、10大事件には「BURBERRY」や「POLO」、「Pierre Cardin」など国際的に有名なブランドを侵害したものも含まれる。

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