知的財産ニュース インターネット上のニセ薬が氾濫、SFDAが注意呼び掛け

2014年5月13日
出所: 国家食品薬品監督管理総局公式サイト

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国家食品薬品監督管理総局(SFDA)はこのほど、インターネットを利用した食品·医薬品の購入について、識別方法などを説明する旨の提言を発表し、偽物の購入を避けるよう注意を呼び掛けた。

中国のインターネット食品·医薬品市場は近年、急激に発展している。一方、ネット取引の特徴を悪用した虚偽情報の配信、偽物販売などの課題も浮上し、インターネットがニセ薬の温床になっているとも指摘されている。薬品管理当局の統計によると、国内消費者が代理購入を利用して外国から購入したがん治療薬の75%がニセ薬であるという。

SFDAは消費者に対し、インターネットで薬品を購入する時に、販売会社が、国が医薬品通販販売を許可している小売企業184社に含まれているか、HPにインターネット薬品取引サービス許可番号が表示されているかを確認し、大げさな表現を利用しているサイトや、外国からの代理購入を行っているサイトを疑うこと――などを提言し、虚偽情報、偽物から身を守るよう呼び掛けた。

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