知的財産ニュース アリババとKIPRAが協力覚書を締結、模倣品摘発で提携強化

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企業間電子商取引（B2B）のオンライン·マーケット「alibaba.com」とアジア最大の消費者向け電子商取引·ウェブサイト「淘宝網(taobao)」を運営している中国の大手インターネット企業アリババはこのほど、韓国知識財産保護協会（KIPRA）と知的財産権協力覚書を締結した。双方は知的財産権保護分野の協力を強化し、知的財産権保護を呼び掛けるPRイベントを共同実施することで合意した。

協力覚書によると、KIPRAは、韓国企業の知的財産権を侵害した商品の情報をアリババに提供し、アリババは積極的に協力し、関連商品の販売を中止することとしている。

アリババは知的財産権の保護に注力しており、昨年、模倣品関連商品の情報1億1200万件を削除した。KIPRAとは昨年10月から、相互訪問·交流を展開し、インターネット上の模倣品をともに撲滅するよう協力強化のあり方を模索してきた。