知的財産ニュース 各知識産権局が処理した専利関連事案が8割増＝2013年

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全国の各知識産権局は昨年、専利に係る行政法執行の能力と情報化レベルの向上に取り組み、知的財産権保護を強化し、新しい成果を上げた。

2013年1～12月、全国の各知識産権局で専利関係事案1万6227件を処理し、前年比79.9％増加した。この中、専利紛争事案は同101.4％増の5056件、専利詐称事案は同71.5％増の1万1171件だった。

処理件数の増加は、国家知識産権局による指導・管理の強化、知的財産権保護「護衛」特別行動の実施を含めた地方の各知識産権局の取組み、知的財産権権利保護センターの活躍、企業のイノベーション意識の向上、権利出願·登録件数の急増――などが背景にあった。

地域別にみると、処理件数が100件を超えた地方は11省（自治区）で、トップ6は広東（1857件）、浙江（595件）、江蘇（414件）、山東（294件）、河南（230件）、湖北（221件）となっている。2012年より処理件数が増加した地方は27省（自治区）あり、このうち、11省の増加率が100％以上に達した。