知的財産ニュース 中国とフランス、偽ワイン撲滅で提携、フランス産ワインを保護

2014年6月9日
出所: 中国新聞網

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中国とフランスは、フランス産ワインに「原産地保護製品」ラベルを付けて、メーカーと消費者の権益保護に共に取り組むことで合意した。

フランス産ワインは中国で「純正」、「上品」の同義語であるように、高い人気がある。一方、よく売れる銘柄を模倣した商品が市場に出回るなど、権利侵害が深刻。不法業者はフランスメーカーの技術、外観を模倣した商品を、「フランス産ワイン」と偽り、非常に安い価格で販売し、真実を知らない低所得者層の消費者を騙している。

ブランドメーカーと消費者の利益を保護するために、知的財産権保護とイノベーション奨励の政策を進めている中国政府は今回、積極的にフランスと提携し、「原産地保護製品」認証制度を導入した。最新技術を駆動した模倣品対策の一環とみられる。

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