知的財産ニュース 公安部、権利侵害犯罪の取締で最新の技術的手段を駆使

2014年1月22日
出所: 科技日報

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長期体制に転じた模倣品摘発活動に、公安機関は最新の技術的手段を駆使して犯罪の取締に取り組み、功を奏している。全国の公安機関は昨年、権利侵害·模倣品に係る犯罪の取締に注力し、総額1729億元に上る5万5180件の摘発に成功した。この取締総額は模倣品の価値によって算出された数字で、正規品の価格で計算した場合、1700億元を遥かに超える数字になる。21日に行われた、国務院新聞弁公室の記者会見に出席した公安部·経済犯罪偵査局の高峰·政治委員が説明した。

職業化、産業化の特徴を呈している模倣品関連犯罪の摘発強化に向け、公安部は体制の刷新を進めるとともに、最新技術を駆使した調査、情報分析で犯罪を的確に摘発するよう取り組んでいる。

高氏によると、公安機関は特に真贋識別技術の研究を進め、数百種類の主要製品の技術的特徴を収録し、偽物を発見した場合その生産者を特定できる鑑別システムと、違法犯罪資金を監視するシステムを開発した。犯罪の疑いがある取引に対する早速な調査と処理を実現している。

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