知的財産ニュース 外国企業による国内特許登録、2012年も増加傾向、日系企業が最多

2013年2月21日
出所: 人民網

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国家知識産権局は21日、記者会見を開催し、2012年の中国の特許登録状況について説明を行なった。昨年に内国特許登録件数の割合が向上した一方、外国企業による特許登録も増える傾向を維持し、知的財産権保護環境が一層改善されたことが伺える。

昨年に内国特許登録件数は14万4000件で、全体に占める割合は2011年より1ポイント増加し、2001年の2倍となっている。登録件数も2008年から2012年までは年平均32.6%の伸び率で急増し、2012年の登録件数が2008年の3倍に達している。

一方、外国企業による特許登録件数は割合が下がったものの、その数が急速に増加する傾向を維持し、2008年から2012年までは年平均11.7%増加し、2012年の登録件数が2008年の1.6倍にあたる7万3000件となっている。

外国による特許登録件数の上位5国はそれぞれ、日本が2万9000件、米国が1万7000件、ドイツが7000件、韓国が5000件、フランスが3000件となっている。上位5国の総件数は外国特許登録件数の83.6%を占めた。

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