知的財産ニュース 地理的表示登録が1745件に、過去5年に急増

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中国の地理的表示証明商標の登録件数は急速に増加する傾向を示している。過去5年の登録件数は前の10年間の5倍に達した。地理的表示を付けた農作物の市場価格は普通より平均20％高く、地理的表示登録が農産物の競争力向上、農家の収入増につながる重要な手段になっている。大連で開催中の「2013中国国際商標·ブランドフェスティバル」でわかった。

地理的表示は、ある商品の品質や評価がその地理的原産地に由来する場合に、その商品の原産地を特定する表示。中国では1994年から地理的表示登録が始まり、昨年末時点の登録件数が1745件に達し、大多数は農産物だった。

国家工商行政管理総局の商標局·地理的表示審査処の責任者によると、地理的表示登録で農産物の国内外における競争力が明らかに向上し、地域の経済発展、産業構造の調整、農業の持続的発展、農家の収入増に重要な役割を果たしてきている。