知的財産ニュース 国内企業の特許登録ランキング、華為、中興が上位2位

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国家知識産権局が発表した上半期の特許登録トップ10企業ランキングで、華為技術が898件で1位を守った。2位は中興通訊の846件。3位から10位はそれぞれ、中国石化が741件、鴻富錦精密工業が444件、中国石油が233件、海洋王照明科技が205件、中芯国際が196件、台湾積体電路が195件、友達光電が183件、比亜迪が178件となっている。

華為技術と中興通訊は登録件数が前年同期比やや減少したが、特許出願件数では華為が217件、中興が433件とそれぞれ増加し、イノベーション能力の強さを伺わせる。

注目されるのは石油化学工業大手の中国石化と中国石油。中国石化は前年より順位を1つ格上げたほか、前年同期比76％増で伸び幅が最大の会社となっている。中国石油は登録件数が同32％増で5位入りし、順位の上げ幅が最も大きい会社だった。

これについて、通信、石油化学分野におけるリーダー企業のイノベーション能力が一段と向上し、中国の経済発展を強力に支えるものだと一部の有識者が分析している。