知的財産ニュース 昨年の著作権登録が80数万件、前年より大幅増

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中国の昨年の作品登録、コンピューターソフトウエア著作権登録、著作権質権登録は合わせて80万件以上に達し、前年より大幅に増えた。国家版権局が17日に北京で開いた記者会見でわかった。

2012年に全国で登録された作品は68万7651件で、前年より49.05％増加した。北京市が37万2176件で最も多く、続いて2位中国版権保護センターが12万8725件、3位上海市が7万641件となっている。種類別にみれば、登録作品の中には撮影、文字、美術、映画、テレビドラマが多数だった。

ソフトウエア著作権登録件数は同27.33％増の13万9228件。登録件数トップ5地域は北京、広東、上海、浙江、江蘇だった。クラウドコンピューティング·ソフトウエアは1946件で前年より118.65％増加した。

昨年の著作権質権登録は146件で、対象著作権が773のソフトウエア、作品に関わり、総担保金額が27億5000万人民元に上る。

著作権登録件数の大幅増から、文化関連の創造力と人々の著作権意識の向上が伺える。国家版権局版権管理司の責任者によると、同局は今年に著作権に係わる公共サービスのキャパシティビルディングを一層強化し、著作権登録の各分野における業務をさらに改善する方針を固めた。