知的財産ニュース 著作権関連産業付加価値が安定的に増加、10年はGDPの6.57%

2013年6月13日
出所: 新華網

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中国の著作権関連産業は安定的に成長し、2010年の付加価値が国内総生産(GDP)の6.57%に達した。6月5日、国家版権局の閻暁宏副局長への取材でわかった。

中国は2007年に世界知的所有権機関(WIPO)と協力し、中国新聞出版研究院に依頼して「中国著作権関連産業経済貢献調査」を初めて実施した。同調査によると、2006年に中国の著作権関連産業の付加価値が対GDP比6.4%の1兆3489億元に達した。また、昨年6月に発表された2007年~2009年の経済貢献度調査では09年のこの比率が6.55%となり、特に核心となる著作権産業の成長が速く、その付加価値がGDPの3.5%を占めるようになった。

閻副局長によると、同調査は国際的に通用する統計方法で、業界別付加価値、就業者数、輸出額の3つの指標を、国家統計局、税関総署、国家外為管理局などの提供するデータに基づき算出した。2010年の著作権関連産業の付加価値がGDPの6.57%に達し、安定的な増加傾向を示しているという。

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