知的財産ニュース 工商機関が不正競争54万7300件を摘発、過去20年

2013年11月28日
出所: 工商総局公式サイト

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中国の工商行政管理機関は過去20年の間に各種類の不正競争54万7300件を摘発した。国家工商行政管理総局·競争執法局の任愛栄局長が27日、「反不正競争法」施行20周年を記念するために行われた記者会見で明らかにした。

市場競争行為の規範化に関する中国初の法律「反不正競争法」は1993年12月1日に施行された。これを受け、工商総局はプレミアム販売や商業賄賂、競争制限、知名商品模倣、営業秘密などに係る80以上の規定を作成し、「反不正競争法」の内容を詳細化した。

任局長によると、昨年末までに各工商機関は商標冒用、知名商品名称·包装の模倣などに係わる事件16万5500件、営業秘密侵害事件900件余りを摘発した。このほか、2005年から実施してきた商業賄賂摘発特別活動で計6万2000件の商業賄賂事件が摘発された。

任局長はまた、工商総局は公平、公正な市場環境の維持を目指し、今後は不正競争に係わる法執行活動を一層進め、市場秩序と消費者利益を損なう不正競争行為を厳重に取り締まる方針であると説明した。

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