知的財産ニュース 科技部部長：科学技術進歩の寄与率が51.7％に、過去5年に急速な発展

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第16回北京国際科学技術博覧会の開幕に合わせて21日に北京の人民大会堂で行なわれた報告会に、科学技術部の万鋼部長が基調演説を行ない、中国の科学技術進歩の状況などを紹介した。

万部長によると、昨年に中国の研究開発費は対国内総生産（GDP）比1.97％の総額1兆元を超え、技術研究者は世界最多の320万人に達した。過去5年に科学技術が急速に発展し、経済成長における科学技術進歩の寄与率は2008年の48.8％から2011年の51.7％にまで増加したほか、2012年のハイテク産業の総生産高は10兆元の大台に乗りそうで、経済実力、科学技術実力、総合競争力はいずれも新しい段階にまい進した。

昨年の中国の国際科学技術論文の発表数は世界2位に、引用率は6位に上昇。特許登録件数が26.2％増の21万7000件、技術契約成約額が35％増の6437億元になる見通し。

万部長は演説の中でまた、成長率が2桁時代から1桁時代に入る中国経済の深いレベルの課題を解決するにはイノベーション、科学技術が鍵だとの認識を示した。